WordPressブログの多言語化方法3選とおすすめプラグイン7選をご紹介
※本ページはプロモーションが含まれています。WordPress(ワードプレス)のブログを多言語化して、国内に留まらず海外からのアクセスも増やしたい…
だけど、多言語化って設定が難しそう。そもそも英語はじめ外国語に自信がない…
というように、設定の難易度や外国語スキルの有無も気になるところ。
ですが、WordPressの機能やプラグインを利用すれば、簡単かつ最低限の外国語スキル?で多言語ブログを実現出来ます!
今回は、WordPressでの多言語化方法と、多言語サイトを簡単に設定できるおすすめのプラグインを紹介していきます。
この記事の内容
- 外国語スキルは絶対必要?
- 多言語方法は主に3つ
- おすすめのプラグイン7選
この記事の内容
WordPressの多言語化に外国語スキルは必要?
WordPressで多言語サイトを作成する前に気になるのが、外国語スキルは必要であるかという根本的な問題。
結論から濁さず言うと、外国語は得意であった方が有利…だけど、スキルが無くても何とかなる!です。
というのも、WordPressには、利用するプラグインによっては「自動翻訳」の機能も存在するためです。
自動翻訳とは、いわゆるGoogle翻訳やDeepLなどAI技術を用いた機械翻訳のことです。
ただ、あくまで機械による自動翻訳。
日常英会話などでよく聞く「ネイティブな表現」は、必ずしも期待できません。
不自然に翻訳生成される場合もあるため、海外ユーザーにとって違和感がありますし、SEOの観点からも好ましくありません。
逆の立場で考えた時、変な日本語訳のサイトだと読み難く内容が入ってこないですよね。
サイトのジャンルによっては、信憑性にも関わってきます。
そのため、WordPressで多言語サイト実現に完璧な外国語スキルは必須ではありませんが、ご自身での翻訳が理想であると言えます。
WordPressブログの多言語化方法3選
では実際にWordPressサイトを多言語化する方法について解説していきます。
代表的な多言語化方法は主に次の3つ。
- プラグインで多言語化
- 多言語特化型テーマを使う
- マルチサイト化【中級者向け】
プラグインで多言語化【簡単】
最も簡単に導入できるのが、WordPressのプラグインによる多言語化です。
運営途中のブログでも導入可能で、かつ専門知識のない初心者の方でも操作が簡単であるのがこの方法のメリット。
ただ、注意点としては、WordPressのテーマやバージョンとの互換性です。
無料有料問わず、使用中のテーマによっては不自然な見た目になったり、機能に不具合が生じる場合もあります。
また、更新が滞っているプラグインだと正確に機能しないこともあるので、導入前にバックアップを取得しておくなど準備を整えておく必要もあります。
なお、この記事の後半で、多言語サイトを簡単に実現できるプラグインを紹介しています。
多言語対応テーマを使う
WordPressには、多言語サイトの作成に特化したテーマもいくつか存在します。
日本語のみのテーマと違い、多言語化を前提とした構造なので、文字や細かいレイアウト崩れが起きにくいのが最大のポイント。
さらに、デフォルト状態で多言語化機能が備わっているので、プラグインの導入やそれに伴うカスタマイズなどの手間がかかりません。
デメリットとしてはテーマへの依存度が高いこと。
既存テーマから多言語対応テーマに変更する場合など、レイアウトや機能が変わるので注意が必要です。
そのため、多言語対応テーマを利用するなら、WordPress導入時の初期段階で設定しておくのが運営上理想です。
マルチサイト機能を利用する
3つ目は、WordPressの機能にある「マルチサイト」を利用して多言語化するという方法です。
マルチサイトとは、1つのWordPressで複数のサイトを作成できる便利な機能で、多くのジャンルのサイトに活用されています。
ただし、この方法ではPHPやhtaccessといったファイルを編集する必要が…。
先に解説したプラグインやテーマでの設定方法と比べると、初心者の方にとって難易度はやや高め。
一方で、デザインなどカスタマイズの幅が広く、プラグインやテーマに依存しない特徴があります。
操作は複雑ではありませんが、マルチサイト機能の利用はWordPressテーマの編集にある程度慣れている中級者向けの方法です。
多言語プラグインのおすすめ7選【無料・有料】
ここからはWordPressブログの多言語化におすすめのプラグインを紹介していきます。
主なプラグインは次の通りです。
- Bogo(無料)
- GTranslate
- Polylang
- Google Language Translator
- WPGlobus
- WPML(有料)
- Weglot(有料)
なお、WordPressの多言語プラグインによる翻訳形式には、主に「自動(機械)翻訳型」と「手動翻訳型」の2種類があります。
ご自身のサイト運営や方向性に合致したものを導入してみてくださいね。
人気の国産プラグイン【Bogo】
主な機能 | ■投稿ページ・固定ページ・メニュー・ウィジェット・タグ・カテゴリーの多言語化 ■各言語毎のURL最適化 ■言語スイッチャーの設置…など |
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対応言語 | 120言語以上(言語パック) |
翻訳方法 | 手動翻訳型 |
価格 | 無料 |
WordPressでの無料の多言語化プラグインとして定番とも言えるのが「Bogo」です。
お問合せフォームを簡易設定できる「Contact form」と同じ方が開発されている国産プラグインとしても有名。
そのため、操作画面は日本語で理解しやすく、多言語サイトの作成が初めての方でも安心して操作できます。
また、手動翻訳型のプラグインなので翻訳記事を用意する必要はありますが、他言語用のページはワンクリックで生成してくれます。
多言語化サイト作成のための最低限の機能が用意された、おすすめのプラグインです。
Translate WordPress with GTranslate
主な機能 (無料版) |
■投稿ページ・固定ページ・メニュー・ウィジェット・タグ・カテゴリーの多言語化 ■言語スイッチャーの設置 |
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対応言語 | 103言語以上 |
翻訳方法 | 自動翻訳型 |
価格 | 無料(※有料版もあり) |
GTranslateは103以上の言語に対応した、有効インストール数40万以上を誇る人気のプラグインです。
数ある多言語化プラグインの中でも、群を抜いて手軽に導入出来るのがGTranslateの魅力。
翻訳は機械型翻訳で、Googleの自動翻訳機能である「Google Translate」と連動しているため、新たに翻訳した記事を投稿する必要はありません。
また、無料版と有料版に別れており、無料版でも利用可能ですが、有料版ではメタディスクリプションやサイトマップの翻訳など、SEO対策の設定が組み込まれています。
翻訳の精度は気にせず、まずは手っ取り早くブログを多言語化させたい方に最適なプラグインです。
定番の多言語プラグイン【Polylang】
主な機能 | ■投稿ページ・固定ページ・メニュー・ウィジェット・タグ・カテゴリーの多言語化 ■言語スイッチャーの設置 |
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対応言語 | 40言語以上 |
翻訳方法 | 手動翻訳型 |
価格 | 無料(※有料版もあり) |
Polylangは手動翻訳型の多言語化プラグイン。こちらも有効導入数70万以上を誇る人気のプラグインです。
基本手動翻訳のプラグインですが、「Lingotek」というプラグインを併用することで、自動翻訳も可能に。
GTranslateと同じく有料版も存在しますが、無料版でも十分な機能が揃っており、サイト全体を満遍なく翻訳・最適化できるのがPolylangの魅力です。
ただ、機能が豊富であるが故に、設定やカスタマイズの難易度はやや高め。
そのため、WordPressテーマの編集でPHPファイルへの書き込み等に慣れている中級者の方におすすめのプラグインです。
Google Language Translator
主な機能 | ■投稿ページ・固定ページ・メニュー・ウィジェット・タグ・カテゴリーの多言語化 ■言語スイッチャーの設置 |
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対応言語 | 103言語以上 |
翻訳方法 | 自動翻訳型 |
価格 | 無料(※有料版もあり) |
Google Language Translatorも自動翻訳型として導入数の多い多言語プラグインです。
文字通りGoogleの機能を利用したプラグインであるため、翻訳精度や対応言語はGoogle翻訳に依存しています。
とくに高度な設定は必要はなく、手間なく簡単に多言語サイトを実現できます。
見た目だけでもいいから、1秒でも早く、サイトをグローバル仕様に衣替えさせたい!…そんな方におすすめのプラグインです。
また、GTranslateのプラグインと同じく有料版もあります。
WPGlobus
主な機能 | ■投稿ページ・固定ページ・メニュー・ウィジェット・タグ・カテゴリーの多言語化 ■URLの最適化 |
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翻訳方法 | 自動翻訳型 |
価格 | 無料(※拡張機能は有料) |
WPGlobusは手動翻訳タイプの多言語プラグインです。
投稿ページだけでなくカテゴリーやヘッダーメニュー、ウィジェットからタグの言語を手動で多言語へ変換できます。
基本的に無料で利用できますが、URLの最適化などプレミアムアドオン(拡張機能)の導入に関しては有料オプションとなります。
WPML【有料】
主な機能 | ■投稿ページ・固定ページ・メニュー・ウィジェット・タグ・カテゴリーの多言語化 ■言語スイッチャーの設置 |
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対応言語 | 103言語以上 |
翻訳方法 | 手動翻訳型 |
価格 | $29〜 / 年 |
有料版の多言語プラグインとして人気が高いのが、WPMLというプラグインです。
アカウント登録等のセットアップに手間がかかりますが、有料版ならではの高機能なプラグインで、多くのブロガーや企業に導入されています。
他のプラグインとの親和性が高く、プラグイン同士の干渉トラブルが少ないことも大きなポイント。
また、互換性や動作問題に関するサポートも全プランきっちり対応しているので、安心して作業に集中することが出来ます。
ただし、利用するプランによって使用できる機能が制限されているので、購入時は機能一覧を必ず確認しておきましょう。
外観だけでなく、海外ユーザー獲得を目的したSEOなど、高度な多言語サイト設計を目指す方に一押しのプラグインです。
Weglot【有料(体験版あり)】
主な機能 | ■投稿ページ・固定ページ・メニュー・ウィジェット・タグ・カテゴリーの多言語化 ■言語スイッチャーの設置 |
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対応言語 | 100言語以上 |
翻訳方法 | 手動・機械翻訳型 ※プロの翻訳者へ依頼も可 |
価格 | €9.90〜 / 年 ※10日間の無料トライアルあり |
有料翻訳プラグインとしてもう1つ有名で高い評価を得ているのが、Weglotというプラグイン。
より質の高い翻訳を期待できる高機能プラグインで、機械翻訳のみならず、同ツール内でプロの翻訳者に依頼することも出来ます。
また、機械翻訳ではGoogle Translate以外に、Microsoft Translatorや自然な翻訳を実現したDeepLの3つを採用。
WPMLと違い、10日間の「無料トライアル」が用意されているので、検討中の方は是非体験版として導入してみましょう。
また、体験版終了後すぐさま使えなくなる訳ではなく、「2,000語未満・翻訳言語1つまで」という条件下で無料での利用が可能です。
この記事のまとめ
以上、今回はWordPressの多言語化方法と、おすすめのプラグインについてご紹介しました。
ご覧のようにWordPressでのブログは、プラグインを使えば簡単に英語等の外国版サイトを生成することが可能です。
また、ブログだけでなく企業サイトにも応用可能。少しの操作でグローバル仕様に展開出来ます。
観光やエンタメブログなど、扱っているテーマによって多言語化のメリットは大きいので、この機会に是非取り入れてみてくださいね!
今後のブログ運営に少しでも参考になれば幸いです。