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Mac定番のFTPソフト!無料でも利用できるおすすめソフトと使い方

※本ページはプロモーションが含まれています。
サーバーとクラウドのイメージ

ホームページのHTMLデータをサーバーに送信するのに便利なのがFTPソフト。

FTPソフトは使い方が分かれば非常に扱いやすいツールですが、配布元の公式サイトが英語だったり、安全なソフトであるか不安な方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、無料でも入手できる安全でおすすめのFTPソフトについて解説していきます!

この記事の内容

  • FTPソフトについて簡単に
  • Mac定番のFTPソフト3選
  • Cyberduck(サイバーダック)の使い方
  • Filezillaの使い方

こんな方におすすめ

  • サイト作成が概ね仕上がっている
  • レンタルサーバーとの契約が完了済み
  • 効率よくホームページを更新したい
  • WordPressのカスタマイズをしたい

おすすめのツールを紹介する前に、まずはFTPソフトについて簡単に解説していきますね!

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サーバーと送受信できるFTPソフトとは?

FTPソフトとは?

そもそもFTPソフトとは何のなのか?

FTPとは-File Transfer Protocol(ファイル トランスファー プロトコル)-の略称で、FTPクライアントソフトとも言われています。

ファイルトランスファー…何のこっちゃ?という感じですね。

凝縮して説明するとFTPソフトとは、サーバーと(自分の)パソコン間でのデータのアップロードやインストールを数クリックとドラッグで簡単に行う事が出来るソフトウェアのことです!

自分が使っているパソコン上から複雑な設定をしなくても、短時間でサーバーと接続できるというわけです。

FTPソフトを使う主な場面

では、実際にどんな場面においてこのFTPソフトを使うのか…ちょっとイメージ湧かないですよね。

FTPクライアントソフトは、主に下記のような場合に活用出来ます!

  • ホームページを更新したい
  • ページを削除したい
  • データのバックアップを取りたい

この中でもとくに多い作業となるのが「ホームページの更新」。

FTPクライアントを使えば、ローカル環境(自分のパソコン上)で作成したHTMLやCSSデータ等を随時任意のサーバーにアップロード出来ます!

もちろん、JPEGやPNGなどの画像データもFTPソフトを介してアップする事が出来ます。

FTPソフトに必要な環境と使い方の基本

FTPソフトウェアを使用するのに特別な環境やパソコン上での設定は必要ありません。

自宅のパソコンがインターネットに接続出来ている状態であれば、いつもで利用可能です。

基本的にはMacとWindows共通して、パソコン上に任意のFTPソフトをインストール後、細かい設定はほとんど必要なくすぐに使えるのが特徴です。

FTPソフトでの接続時に必要なもの

簡単に使えるFTPソフトですが、ソフト利用時に「サーバー名(ホスト名)・ユーザー名・パスワード」という3項目の入力が必要になります。

このユーザー名やパスワードというのは、レンタルサーバーのご契約時に設定、または割り当てられたものです。

FTPソフトによって多少異なりますが、概ねこの3項目の入力がサーバーとの接続時に必須になるので、忘れないように管理しておきましょう。

無料でも使える!Mac定番のFTPソフトおすすめ3選

ここからはMacユーザー必見の無料のFTPクライアントソフトについて紹介していきます!

安全かつおすすめのFTPソフトを下記に挙げると…

  • Cyberduck(サイバーダック)
  • FileZilla
  • CrossFTP

Cyberduck(サイバーダック)

アヒルのアイコンが目を引く、Mac定番のFTPクライアントソフト。MacだけでなくWindows版もあります。

FTPソフトの中でも簡単な操作画面になっており、ウェブ制作の初心者の方にも比較的扱い易いのが特徴的です!

また、App stotreからダウンロードすると料金がかかりますが、Cyberduck公式サイトからは無料でインストールする事が可能です。(※2021年5月現在)

初めてFTPソフトを使う方におすすめのツールとなっています。

Cyberduck公式サイト

FileZilla

FileZillaもWindows版とMac OS版の両方を公開している無料版もあるFTPクライアントソフト。

利用者数が多く、人気の高いオープンソフトウェアの一つです。

先ほど紹介したCyberduckと違い、操作画面が「ローカル環境」と「リモート(サーバー)環境」の二分割にされている事が特徴的!

無料で使えるソフトでありながら機能が充実しているため、初めて使うFTPソフトとしては個人的に少し難易度が高いかもしれません。

FileZilla公式サイト

CrossFTP

CrossFTPではインストール時に評価版と無料版のいずれかを選択する事が出来ます。

操作画面のデザインはFileZillaの形式に似ていますが、無料版ではサーバーと安全に接続するための「SFTP」という機能が搭載されていないため、セキュリティー面において不安が残ります。

こちらもMac OS版だけでなく、Windows版もインストールすることが可能です。

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FTPソフト(Cyberduck・FileZilla)の使い方

では、パソコンにインストール後に実際どのように使うか、CyberduckとFileZillaのMac版を例に挙げて使い方を説明していきますね!

今回解説する主なFTPソフトの使い方は、自分のパソコンからサーバーに任意のデータをアップロードするまでの方法です!

これから初めてFTPソフトを使う予定のある方は是非手順を参考にしてもらえればと思います。

Cyberduckのデータアップロード方法

Cyberduckの使い方について簡単に説明していきます。Cyberduckの主な使い方や手順は下記の通りです。

  1. Cyberduckを開く
  2. 新規接続をクリック
  3. 必須項目を入力
  4. データをアップロード

それでは一つずつ説明していきます!

1-2.Cyberduckを開き新規接続をクリック

まずはCyberduckを任意の場所から開きます。

するとCyberduckの画面が立ち上がるので、その中の「新規接続」というメニューをクリックします。

Cyberduckの初期画面

なお、操作画面のレイアウトはCyberduckのバージョンによって異なるのでご注意ください。

3.サーバーやユーザー名を入力

新規接続をクリックすると、サーバーやユーザー名を入力する画面がポップアップで立ち上がります。

Cyberduckのポップアップ画面

下記の項目を入力しないとサーバー側に接続出来ないので、お間違いのないように入力してください。

  • サーバー名(ホスト名)
  • ユーザー名
  • パスワード

上記はレンタルサーバーのご契約時に設定した内容となるので、レンタルサーバーの契約内容やアカウント情報を確認しながら作業するのがおすすめです。

こちらの項目の入力が完了したら接続をクリックします。

4.接続完了!任意のデータをアップロード

接続をクリックすると、自分が契約しているサーバー内のデータを見ることが出来ます。

Cyberduckの接続完了画面

フォルダをクリックしていくと、HTMLファイルなどホームページのデータ一式が確認できるので、そこまで移動します。

ホームページのデータがある場所まで移動出来たら、メニュー項目にある「アクション」内の「アップロード」をクリックし、任意のデータをアップロードします。

ファイルをアップロードする画面

ここまでがCyberduckでのデータのアップロード方法となります!

なお、データのアップロードは、下記のようにデスクトップ等のフォルダから直接「ドラッグ&ドロップ」でも可能です。

ローカル環境からCyberduckへ移す画面

これだけでファイルをアップロード、または上書きすることが出来ます。

FileZillaの基本的な使い方

続いてFileZillaの使い方について簡単に説明していきます。FileZillaの主な使い方や手順は下記の通りです。

  1. FileZillaを開く
  2. サイトマネージャーをクリック
  3. 新しいサイトを作成
  4. 必須項目を入力
  5. データをアップロード

先ほど解説したCyberduckとインターフェースは異なりますが、入力に必要な情報は基本的に同じです。

1-2. FileZillaを開き新規接続

まずはインストールしたFileZillaを起動。

画面左側が「ローカル環境」、右側が「サーバー環境」となっており、右側にはサーバー接続後に項目が表示される仕組みです。

FileZillaのメイン画面

画面を表示出来たら、メニューバーにある「ファイル」へ移動し、「サイトマネージャー」をクリックします。

FileZillaでメニュー選択画面

3. 新しいサイトを作成

サイトマネージャーを立ち上げ、新規接続用に「新しいサイト」をクリックします。

FileZillaの接続設定画面

すると「自分のサイト」の下段に新規で項目が追加されるので、サイトの名前を入力していきます。

名称は後々判別できる分かり易いものに設定しておきましょう。

4. 必須項目を入力

サイトの初期設定が完了したら、ホスト名やパスワード名を入力していきます。

FileZillaの接続設定画面

下記の項目を間違いのないよう入力して、最後に「接続」をクリックします。

  • ホスト名
  • ユーザー名
  • パスワード

接続をクリック後、メイン画面の右側にサーバー内の項目が表示されれば接続成功です!

入力漏れやミスなど接続に失敗した場合は、画面上に「errorメッセージ」が表示されます。

5. データをアップロード!

接続完了後は、ローカル環境のデータをサーバーへアップロードします。

アップロード方法は簡単で、左側(ローカル環境)のファイルを右側(サーバー環境)へドラッグ&ドロップするだけです。

ローカル環境からFileZillaへデータを移動

要領的にはパソコン上のファイルを別フォルダに移動させたり、新しく上書きするのと同じですね。

この記事のまとめ

以上、今回はレンタルサーバーの利用に便利な無料のFTPソフトについて紹介いたしました!

このような無料のFTPソフトは、クライアントからの案件はもちろん、WordPressのカスタマイズ時などに非常に役立つツールです。

ウェブ制作に携わっている初心者の方で、まだ自分のパソコンに導入していない方は是非取り入れてみてくださいね!

この記事を書いた人

プロフィール写真
WATARU

Web制作歴10年、広告制作歴13年目になる関西在住のWeb &グラフィックデザイナー。

WordPress(ワードプレス)ではブログを運営しつつ、デザインや機能のカスタマイズにも対応。

現在はWeb制作からチラシ制作まで様々なメディア制作に取り組ませて頂いていますm(_ _)m

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プロフィール

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WATARU

Age. 38from. KYOTO

フリーランスの現役広告・Webデザイナー。大学卒業後にデザイン事務所に就職し現在はフリーランスとして活動。使用スキル: Illustrator / Photoshop / HTML / CSS / Javascript / PHPなど。WordPress歴は7年で、Web制作トータルでは10年。